Initiative
大誠樹脂は、かけがえのない地球を守り、健全で恵み豊かな環境を保全しながら将来に引き継ぐことが、私たちの責務であると考えています。
リサイクル樹脂のパイオニアとして、そしてトップ企業として、環境への負荷の少ない循環・リサイクルを基調とするサステナブルな社会の構築を目指し、事業に取り組んでいます。
大誠樹脂の創業は1963年(昭和38年)。日本中が高度経済成長期に沸き立つなかで、産声をあげました。当時は戦後の復興が順調に進み、国民が「大量生産・大量消費」に浮かれて資源の浪費を続け、無意識のうちにかけがいのない環境を破壊してしまった時代でした。
こうしたなかで大誠樹脂は、1970年(昭和45年)に熊谷工場を、また1987年(昭和62年)には相生工場(現・上郡工場)を開設。さらに1999年(平成11年)には品質管理部門を独立させ、製造ラインの拡充と品質管理システムの高度化を構築させました。
その一貫製造ラインから造り出されるリサイクル樹脂は、質・量の両面からお取引先様のあらゆるニーズにお応えし、排出・利用の双方のお取引先様から「リサイクル樹脂なら大誠樹脂」との高い評価をいただくまでになりました。
大誠樹脂では、プラスチック加工メーカーから排出される端材や成形ロス品といったPIRを中心に、ペットボトルや家電リサイクル品などのPCRも回収。
粉砕・異物除去・配合・製造などの工程を経て、再原料化、カスタマイズ、再原料の販売までトータルで担います。
大誠樹脂は、プラスチックにおける資源循環型システムを作り上げ、環境先進国・日本の将来に向けて、リサイクルという文化を社会に深く根付かせることを目標としています。
創業から60年以上を過ぎた大誠樹脂は、リサイクル樹脂のトップ企業に成長することができました。
これからも、私たちはその歩みを止めることなく、業界トップレベルの一貫製造ラインや品質管理システムの一層の高機能化に努めると同時に、人材の育成にも力を注ぎ、リサイクル樹脂のさらなる普及と高品質化に挑戦し続けることをお約束いたします。