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もう一つの分析装置としてDSC分析装置を2015年に導入しました。この装置は融点に着目した分析方法です。
融点とは、水の融点が0度というように物質が熱によって溶ける瞬間の温度で、それぞれの物質毎に融点は決まっています。 物質の融点を分析することで、物質の特定が容易になります。
大誠樹脂はリサイクル材料として様々な樹脂を入荷しており、その中には樹脂の種類が混雑している物や、複合材、複数の樹脂の合わせ材などの素材があるため、この分析装置を活用して各物質の特定を厳格に行っております。
DSC分析装置の導入によってIR分析では難しかったものでも分析することが可能になり、また両方を活用することによって更なる分析レベルの向上にも繋がりました。 |